完全反射とは
Perfect reflection

100年越しの理想
完全反射とは─
1919年、数学者マルセル・トルコフスキーは「アイディアルカット」という理想のダイアモンドカットを提唱しました。数学的に導き出された特定の角度や比率に従って研磨することで、上から入った光がダイアモンド内部で反射し、再び上部へ100%戻るとされています。弊社では、このように入射光が100%反射する状態を「完全反射」と定義しています。
しかし、100年以上が経過した今も、世界中の企業がこの完全反射を実現できていないうえ、一般的には95%の反射率で最高ランクとされています。

大きさを犠牲にしてでも
カットにこだわる理由
肉眼で見ると、一般的なダイアモンドと完全反射のダイアモンドの違いは分かりにくいかもしれません。しかし、リフレクションスコープ(*下図参照)で確認すると、その差は明確です。一般的には最高ランクとされているエクセレントカットですが、部分的に光が漏れており、入った光の約95%しか反射していないことがわかります。
それに比べて、アルカダイアモンドは光を余すことなく反射するため、周囲までくっきりと全体が赤く見えます。この完全反射を生み出すために、市場に出ているダイアモンドを約25%小さくなるまで磨き込みます。なぜそこまで磨き込むのか。それはすべて「究極の輝き」と「人を癒す力」を引き出すためです。大きさよりも研磨を重視する姿勢から、他社の追随を許さない引き込まれるほどの輝きと存在感が生まれるのです。
【研磨例】


完全反射の輝き

カットだけではない
手ずりの美学が生む真の輝き
ダイアモンドの輝きは、単なるカットの技術だけで生まれるものではありません。
どの石も一つひとつ異なる個性を持ち、わずかな違いが輝きに大きく影響します。
そのため、画一的な研磨では完全反射を実現することはできません。
アルカダイアモンドは、職人の手による「磨き」にこだわり、機械研磨では届かない繊細な調整を積み重ね、ダイアモンドの輝きを最大限に引き出します。
