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ダイアモンドの4Cについて

ダイアモンドの4C

ダイアモンドの目利きのためにまず知っておきたい、品質のグレードやその評価基準となる“4C”についてご紹介します。

ダイアモンドの品質を評価する基準として、G.I.A(米国宝石学会)が開発した“4C”という評価基準が国際的に使用されています。
4Cとはダイアモンドの品質の基準であるCarat(カラット= 重さ)・Color(カラー=色)・Clarity(クラリティ=透明度)・Cut(カット= 研磨) の4つの要素を表した用語です。
それぞれの頭文字をとって“4C”と呼ばれています。

Carat(カラット)

ダイアモンドだけでなく、すべての宝石の重量を表している単位がカラット(ct)です。
1カラットの重さは0.2グラムとされ、カラット数が上がるごとに価格や希少価値が上がっていきます。宝石にとって重量は価格の重要なポイントなので、通常は0.368ctなどのように、細かく小数点で表記します。
また、ダイアモンドのほとんどの原石は1カラットに満たない小さなものであるため、大粒の原石は非常に貴重です。大きければ大きいほど、研磨前の原石サイズも大きいため、原石自体の価格や研磨にかかるコストも大きくなり価格に反映されますが、大きいほどに他の4Cグレードでは代えがたい存在感と華やかな輝きが得られます。

Carat(カラット)

アルカダイアモンドは、0.3ct以上からご用意しております。

Color(カラー)

ダイアモンドといえば無色透明というイメージが強いですが、実際は本当に微妙な度合いで何らかの色がついているものです。
カラーの等級は、無色に近いものから順にD~Zのアルファベットで分類されています。
無色透明に近いものほど評価が高く、最も高い評価のDは市場ではほとんど見られないほどの極上品とされていて、EとFが次いで特上品となります。しかし、カラーはダイアモンドの透明度や輝きを損なうものではなく、Kカラー程度以上であれば、通常の光源の元で見ると十分に無色と感じるでしょう。照明や光源など、観察する条件でも色味は異なりますので、カラーは必要以上に気にすることはありません。

Color(カラー)

アルカダイアモンドは、すべてのカラーをカットしています。
それには理由がございます。詳しくは、アルカダイアモンド体験会でお確かめください。

Clarity(クラリティ)

ダイアモンドの中に内包される異物や空洞がどの程度目立つか、外観に傷はないかといった度合いです。
適正な光源のもとで、内包物の有無や大きさをルーペや顕微鏡を使用してダイアモンド全体を注意深くチェックし、その透明度が評価されます。
11段階に分類されていて、10倍拡大でも無傷・不純物のないフローレスが最も高い評価となります。 高品質とされるのは、VS以上、さらにVVS以上は産出量が少なく希少価値が加味されますが、VVSクラスでも、顕微鏡で拡大すれば何かしらの内包物は存在します。
肝心なのは肉眼で見て美しいということですので、内包物が著しくダイアモンドの美しさを損ねているのであればジュエリーとしての購入を避けるべきですが、SI-1以上であれば、肉眼で見る限りで十分無傷といえるので、必要以上に気にしなくてもいいでしょう。

Clarity(クラリティ)

アルカダイアモンドは、クラリティSI-1以上のダイアモンドを使用しています。

Cut(カット)

ダイアモンドの美しい輝きを作りだしているのが、正確なカット技術です。光の反射を左右するカットはダイアモンドの価値に大きな影響を与えます。
全体的な形のバランス(プロポーション)と、研磨の仕上がりを総合的に評価します。評価は最も高いものから、Excellent(エクセレント)・Very good(ベリーグッド)・Good(グッド)・Fair(フェア)・Poor(プアー)と5段階に分類されています。ダイアモンドのカットは、プロポーション・ポリッシュ(研磨の滑らかさ)・シンメトリー(対称性)の3つを合わせて最高品質のものが3EX(トリプル・エクセレント)になります。実は、この等級は減点方式で評価されており、最高等級の3EXであっても、一般的に流通するダイアモンドには100点満点が存在しません。そして、同じ等級内でも点数に幅があります。
他の4Cは天然の要素であるのに対して、カットは唯一人が手を入れることのできる部分で、技術により差が出ます。どれほどいい原石を手に入れても、カットが悪いと真の美しさは発揮できません。
ダイアモンドの美しさはその輝きですので、選ぶ時は最重要視しましょう。

Cut(カット)技術

Cut(カット)プロポーション1

Cut(カット)プロポーション2

カットの良し悪しは、ダイアモンドに入った光がどれくらい反射して目に映るのかを左右します。ファセット(カット面)同士の角度や対称性がベストなバランスでないと、十分な量の光が上部に反射されず外に漏れてしまい、本来の輝きを放てません。
例えばダイアモンドの重さや大きさを優先して、削る部分が少なくなるようカットすると、直径が小さく縦に長いものや、逆に直径だけが広く厚さが薄いものに仕上がります。その場合、カラット数や見た目が大きくなっても、ダイアモンドに入った光がうまく上部に反射しないため、輝きが著しく損なわれてしまいます。
優れたプロポーションで良好な研磨が施されたダイアモンドは、入った光をもれなく上部に反射させ、壮麗な輝きを生み出します。

アルカダイアモンドは、3EX(トリプル・エクセレント)を超える最高技術のカット。
「完全反射」のため、この分類方法では当てはまりません。なぜなら、完全カットはできないものと想定された基準だからです。
市場では、実は95%程度しか反射しないエクセレントカットを『最高品質の100%反射するダイアモンド』と謳っているものも少なくありませんが、本当の「完全反射」であるアルカダイアモンド以上に輝くダイアモンドは存在しません。
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